カクヨムの方でも連載にあわせて掲載していく予定ですが、こちらで先行的に情報を流していきます!
マリオン・シン・ブラック
本作「反逆のオラトリオ」の主人公。登場時は15、6歳(士官学校は「ハイスクール」だと思えば丁度よいです)
士官学校歌姫養成科四期生である。
身長は165cmと、意外と長身。ヤーグベルテの女性の平均身長が160cm少々なので、とはいえそこまで大きくはない。
性格的には内向的で人付き合いは苦手。陰キャを自称してもいる。趣味らしい趣味も持っていなかったが、それは以下の環境要因による。
4歳の時に、アーシュオンの超兵器・インスマウスによる爆撃で、家族どころか故郷が滅んでおり、天涯孤独に。それ以来、抑圧の強い施設での生活を余儀なくされていた。性格もそれによって決まったと言って良い。無趣味なのも施設では強い所有制限や時間規律があったため。
おとなしい性格ではあるが、その内にはアーシュオンに対する強い復讐心もある。しかしそれ以上に、大ファンである歌姫、レベッカやヴェーラと共に戦える日を夢見ている。そのため、VRシミュレーションゲーム「アルス・パウリナ」で歌姫の才能あり(S級)とみなされて以後、軍士官学校への進学を目指した。周りの大人も軍からの補助金を目当てにそれを全力でサポートした。
能力者である歌姫としての才能はアルマと並び、歴代トップ。始原の歌姫であるD級歌姫に迫るのではとさえ言われている。
また、音感に極めて優れていて、ドアの擦過音のHz数を言い当てられたりもする。
後に搭乗する艦船は、ヤーグベルテの新艦種である制海掃討駆逐艦・アキレウスである。
レオノール・ヴェガ
愛称はレオナ。VRシミュレーションゲーム「アルス・パウリナ」のプレイヤーネームも「レオナ」で登録されていた。
身長は178cmと、歌姫の中ではダントツに高い。ちなみにヴェーラやレベッカは175cmあるが、それより高く、彼女より長身の登場人物は185cmの「空の女帝」カティ・メラルティンのみ。
マリオンと同期の四期生である。
実家はガーレン音楽大学を始め数々の企業を経営する大富豪。超お金持ちである。レオナ自身それは自覚しているが、礼儀正しく実直な性格であるゆえに嫌味がなく、多くの人に好かれている。アルマからは度々「金持ちムーヴ」と揶揄されるが、それもどこ吹く風である。
対人関係の構築が上手く、一部の例外を除けば誰とでも簡単に打ち解けることができる。度胸も座っていて、かつ理性的と、隙のない人物。ただし、マリオンのこととなるとかなり盲目的になったりする。
マリオンのことは顔を合わせる前、ゲームで戦線を共に張っていた頃から気になっており、出会った瞬間からスキスキオーラ全開である。マリオンを「お姫様」と呼び、自身を「マリオンの騎士」と称してはばからない。
音大の家系で幼少期から英才教育を施されていたために、音楽のスキルに秀でていて、特にその美声を活かした歌は、数いる歌姫の中でも群を抜いて上手い。
戦闘においては、重巡洋艦・ケフェウスを操る。対空戦闘および集団戦闘に無類の強さを発揮する。なお、歌姫としてはV級歌姫であり、マリオンとは一つクラスが下である。
アルマ・アントネスク
ストロベリーピンクの地毛に、青と黒のメッシュを入れていることから、通称「三色頭」と呼ばれている。身長は163cmとだいたいヤーグベルテの平均身長程度。
歌姫養成科の四期生である。マリオン、アルマ、レオナの三名が、四期生の中でもとりわけ有力な歌姫ということになっている。マリオンと同様にS級である。
運動神経に優れ、特にリズム感に於いては比肩するものがいない。「アルス・ノヴァ」というリズムゲームが登場するが、それもほとんど初見でPERFECTクリアを連発する。
彼女もマリオンと同じく、4歳のときに故郷を滅ぼされ、天涯孤独の身となっており、それからは十一年間施設にて過ごした。施設も毎年のように変えられており、その待遇も酷かった様子。そのあたりは本編を参照されたし。
その時の経験により、彼女は見た目よりもずっと精神的には大人である。普段は快活だが、ふとした拍子に影の一面を見せたりもする。また、その人生経験の豊富さから吐き出される言葉もまた、重たいものが多い。
アルマもまたマリオンの本命の座を狙うが……。
卒業後に与えられる艦は、マリオンと同じく、制海掃討駆逐艦・パトロクロス。アキレウス級の二番艦であり、性能や武装はほとんど同じものとなっている。
レネ・グリーグ
通称「レニー」。歌姫養成科第三期生で、マリオンたちの1つ先輩にあたる。
マリオン、アルマとの3人部屋で暮らすことになる。彼女は史上初のS級歌姫で、かなりの待遇で迎えられている。
身長は160cm。明褐色の髪と茶褐色の瞳の持ち主で、明るい場所では輝いて見えるほどで、ファンやメディアからは「金の美姫」と呼称されている。本人がどう思っているかはともかく。
学生時代から戦闘補助の任務を行うのが慣例化しているのだが、その中でもレニーの情報処理能力は軍を抜いており、軍、とりわけ直属の組織参謀部第六課からは極めて頼りにされている。一昔前の表現を使うなら「歩くコンピュータ」である。
そして彼女もまた、五歳のときに故郷を滅ぼされた戦災孤児であり、施設で育てられてきた。良い思い出はなさそうである。物腰は柔らかく、思慮深い性格ではあるが、その奥には強い復讐心と、「後輩を戦地に送り出さない」という強い決意と責任感がある。穏やかに笑っているが、その心の中は常に張り詰めているようなタイプの人物である。
彼女が与えられる艦船は、戦艦・ヒュペルノル。最新の500m級巨大戦艦である。
ヴィカ・ハートナー
歌姫養成科五期生、つまり、マリオンの1つ後輩にあたる。また、レオナの再従妹。そして大富豪であるハートナー家の一人娘である。ハートナー家の事業は本作作中では語られないが、軍需産業が主である。
身長は155cmと少し小柄。赤銅色の髪と緑の瞳が印象的な少女である。
ヴィカは「アルス・パウリナ」を通じて、レオナに惚れる。そして偶然にも身内だと(遠いが)判明してから、ますます意識するようになり、その勢いのまま士官学校に入る。
だが、レオナはマリオンと完全にくっついており、それが面白くないヴィカはどうにかしてレオナを手に入れようと目論んだりする。鼻持ちならない言い分の多いワガママ少女で、温和な人格者であるレオナをして怒らせるほど。アルマに至っては完全無視するほど嫌うこととなる。ターゲット認定されているマリオンはというと、おろおろしている。
そんな彼女も最終的には艦隊の「目」として、偵察用ドローンを自由自在に操るようになる。艦隊にとって欠かせない人材となっていく。
エディタ・レスコ
歌姫養成科第一期生。同期の4人のV級歌姫を合わせて、入学年度にあわせて「92年カルテット」と呼ばれる。その中で最も能力が高く、「アルス・パウリナ」でも優秀な指揮能力を発揮していたことから、カルテットのリーダーとして活躍する。
戦場では常に冷静な判断を下すことができ、その指揮官としての素養から、レベッカらには非常に信頼されている。ただ少し頑迷な所がある。それが迷いのない指揮につながっているとも言える。また、言うべきことは誰に対しても言うタイプ。忖度とは遠いタイプなので、不器用な性分であると言える。
何をするにしても「完璧」を目指す人物であり、事実「完璧」である。それを堅苦しいと感じる人もいて賛否両論ではある。マリオンたちにとっては憧れの先輩ではあるが、やはりその「見えない壁」の高さを感じるシーンは多いようだ。
エディタの恋人であるトリーネ・ヴィーケネスは逆に壁のない人物で、エディタと後輩たちの仲介役となっていることでいい感じの関係性を維持できている。
エディタは南部の出身で、幼少期は(田舎ゆえに)娯楽のあまりない社会で、読書とサッカーと筋トレに明け暮れていた模様。意外とスポーティな性分である。また、それゆえに無限とも言える体力を有していて、どんなに厳しい訓練を指揮していても疲労を見せることはない。
メディアやファンからはその美しさから、「妖精」と呼称されている。銀髪に地球色の目、などとも言われる。なお身長は172cmと、結構高め。無論、筋トレによって引き締まった身体で非常に魅力的と評されている。
防空重巡洋艦・アルデバランを操り、事実上、全艦隊の指揮を執る。
トリーネ・ヴィーケネス
エディタと同期の一期生。92年カルテットの一人。
V級歌姫であり、エディタに勝るとも劣らない能力の持ち主である。また、後輩たちの指導役としても活躍しており、ハンナたち二期生、レニーたち三期生、マリオンたち四期生から等しく好かれている。
エディタが対人関係に於いて不器用であるのに対し、トリーネはいわば「コミュ強」であり、各方面への仲介者として活躍する。カルテットの中では表向き前に出るのは妖精とも渾名されるエディタだが、カルテットのみならず、歌姫たちの事実上のまとめ役はトリーネである。
下級の歌姫であるC級歌姫たちからの支持も厚く、また、国民からの人気も高く、一期生の中ではエディタと勢力図を二分するほどである。
また、エディタとは相思相愛であり、婚約している間柄である。
(※この世界では同性同士の結婚はさほど珍しいことではない)
なお、身長は163cm。重巡洋艦レグルスを操る。
ハンナ・ヨーツセン
マリオンたちの2つ上(歌姫養成科二期生)。通称、ハンナ先輩。
156cmと少し小柄だが、スタイルは抜群。恐ろしく内気な性格だが、「アルス・パウリナ」の話になると途端に饒舌かつ早口になる。自他ともに認める「アルス・パウリナおたく」であり、事実誰よりもゲームについて理解している。
また、ジュニアハイ時代の「アルス・パウリナ」での戦いぶりは凄まじいものがあり、特に攻勢に出ると手が付けられないレベル。
その一方でプレイ中はほとんど発言することがなく、そのため人々(プレイを見ている人たち)は「沈黙の聖女」と渾名した。
歌姫としてはV級歌姫で、エディタたち一期生に続く戦力として期待されている。戦闘補助に於いてはレニーに並ぶほどの処理能力を有している。
歌姫としての能力はレニーに劣るが、「アルス・パウリナ」での戦闘に関しては誰よりもゲームを熟知していることもあって非常に手強い。その戦術眼はマリオンたちを手玉に取るほど。
重巡洋艦アルネプを与えられる。アルネプは攻撃・防御・機動力を鼎立させようとした実験艦である。
パトリシア・ルクレルク
レニーと同期(三期生)のV級歌姫。通称パティ先輩。
身長は登場人物中一番低く、152cm。しかし常に空腹である。マリオンからは「腹ペコキャラ」認定される。が、別に大食いというわけではなく、常に食べていたい性分というだけ。ただし食べ物にはいの一番に飛びつく。しばしば食べ物を奢ってくれるブルクハルト技術中佐にはかなりなついているとか。
常にロラとセットで行動しており、ボケのパティとツッコミのロラというように周囲には認知されている。ボケ担当ではあるが基本的に常識人であり、また、意見するべき時には意見できる胆力もある。と、同時に誰とでも仲良くできる立ち回りのうまさも備えている。
重巡洋艦・ポルックスを操る。
ロラ・ロレンソ
褐色の肌が印象的な姐御肌のV級歌姫、通称ロラ先輩。レニー、パティと同じく三期生で、マリオンの1つ上。
身長は163cmと平均並だが、その気風の良さから周囲にはもう少し大きく見えているようだ。気持ちいいくらいのツッコミ能力の持ち主で、ボケ担当のパトリシアと名コンビを結成している。
怖い印象を受ける者も多いが、実際は面倒見の良い姐御である。
ハンナやパティ、レニーと共に学生による戦線支援の技術を確立した立役者でもある。どちらかというと技術屋寄りの性分である。
重巡洋艦・カストルを操る。
マリア・カワセ
歌姫を管轄する部署・参謀部第六課に所属する大佐。
「暗黒の瞳」と称されるほどの昏い目を持つ。全体に黒い。その正体は謎に包まれており、軍のAIたちですらその正体に辿り着けない。しかし、彼女は政府の方にもパイプを持ち、大統領とのホットラインも持っているため、誰も彼女を追い落とすことができない。
歌姫たちと、第六課統括のアレキサンドラ・ハーディ中佐の仲介役として登場するが、やがてある事件を経て、歌姫に関することの全てをその手中に収めることになる。
また、ヴェーラ、レベッカとは親友を超えた間柄であり、特にレベッカとは肉体関係もあるという噂もある。
彼女の本当の能力は未知数だが、政治的手腕、軍事的手腕は比肩するものがない。時として非情な手段も辞さないが、それでもなおマリオンたちにはひたすらに頼りにされるスーパーエリートである。
カティ・メラルティン
「空の女帝」とも呼ばれる、人類史上最強の戦闘機乗り。大佐である。
最強の航空部隊である四風飛行隊、その中の1部隊エウロス飛行隊の隊長である。最強の中の最強にして、その中でも更に狂った練度を誇る「エンプレス隊」を率いる。ありとあらゆる状況を逆転勝利に導く、名実ともにヤーグベルテの守護神である。
「空の女帝」の人気は凄まじく、ヴェーラやレベッカという歌姫をも凌ぐとさえ言われている。「エウロス、現着した!」というカティの決め台詞には誰もが痺れる。
士官学校在籍当時に大規模な襲撃事件にあったが、その際に駐機されていた旧式戦闘機に搭乗して襲撃者を撃退した、というエピソードが伝説と化している。その後も二十歳そこそこで、当時のエウロス飛行隊隊長カレヴィ・シベリウスによってスカウトされ、順調に頭角を現して今に至る。
実はこの人、「セイレネス・ロンド」シリーズ全体における主人公だったりもする。本作では出番は少なめだが、それでも重要なポジションである。
ヴェーラ、レベッカとは士官学校時代から共に学んだ仲であり、大親友であるとそれぞれが認識していて、また、ヴェーラもレベッカも心の拠り所にしている。カティは良いお姉さんポジションである。
身長185cmという超高身長キャラである。本作では出てこないが近接戦闘のエキスパートでもある。カティはかつて恋人と死別しており、その後十数年間、浮いた話は一つも出てきていない。一途な女性なのである。
カティ専用試作戦闘機「エキドナ」を駆る。大型の真紅の戦闘機であり、その威容に味方は鼓舞され、敵は畏怖する。
イザベラ・ネーミア
突如歴史の表舞台に登場する仮面のD級歌姫、イザベラ・ネーミア少将。その正体、起源など全て謎。マリア・カワセ大佐の強烈な後押しがあって実現した人事とも言える。
文字通りの「最強」のD級歌姫である。
威圧的な言動が目立つが、実はそれはメディア向けの姿勢で、メディアがいない場所では気さくなお姉さんだったりもする。また、アルコール飲料が好きで、いくらでも飲む。が、目に見えて酔うことはないほど酒に強い。
マリアに対して全幅の信頼を置き、レベッカとの距離も非常に近い。レベッカをいじって遊んでいるフシもあるが、レベッカはそれを心から喜んでいるので問題はない。
戦艦・セイレーンEM-AZを操り、世界を震撼させる。
レベッカ・アーメリング
(絵は準備中)
第二艦隊司令官、中将である。愛称は「ベッキー」だが、そう呼んで良い人間は非常に限られている。ヴェーラと共に現れた始原の歌姫であり、D級歌姫。いきなり最強である。
生真面目にして厳格であり、自分にも部下にも仲間にも厳しい性格。そのため、「鬼も哭く司令官」などと呼ばれ恐れられているところもある。彼女を真に理解できる人間は、彼女の口下手さもあいまってなかなかに少ない。ヴェーラやカティ、そしてマリアくらいしかいないかもしれない。
艦隊指揮官としても一流であるが、やはりその訓練の厳しさは非常に不評だったりする。
彼女自身は正真正銘のレズビアンであり、ヴェーラを心から愛していたが、色々紆余曲折あった末、今はマリアと肉体関係を結んでいる――という噂がある。
かつてはヴェーラとのデュオを組み、ステージでは圧倒的なパフォーマンスを見せつけていた。代表曲もたくさんある。ヴェーラと人気を二分しており、主人公マリオンは「どちらかというとレベッカ派」とのこと。
身長は175cmと、この世界の基準に於いてもかなり長身である。
なお、アルコールには非常に弱く、一口二口レベルで泥酔するほど。飲むと大変なことになるらしい。
戦艦・ウラニアを操り、歌姫の威力を世界に見せつけた。
ヴェーラ・グリエール
(絵は準備中)
レベッカとともに、十数年に渡って「ヤーグベルテの守護神」「双璧」を担ったD級歌姫。始原にして至高の歌姫であり、そのセイレネス適性はレベッカと同じ。しかし、2096年に焼身自殺を図り、亡き人となってしまう。そこで空いた席に座るのがイザベラである。
セイレネス適性自体はレベッカと同等であるが、攻撃型に特化しており、攻めのヴェーラ、守りのレベッカ、というように戦闘では分業体制を敷いていた。そのため、ヴェーラの戦艦・セイレーンEM-AZの見せる攻撃力は圧倒的で、国民の認知としては、ヴェーラのほうがレベッカよりも国防貢献度は高い、とみなされていた。(実際にはどっちが、ということはない)
ヴェーラはかつて撃墜した敵国(アーシュオン)の飛行士/ヴァルター・フォイエルバッハと交流を持っており、彼に片思いをする。しかし、飛行士の家族を、アーシュオン本土空襲によって「自分が殺した」のだという事実を知る。それでもなお、ヴェーラはその飛行士を愛した(実らなかったが)。罪悪感と贖罪の気持ちを抱えたまま、しかし、軍は捕虜交換としてヴァルターを本国に送り返す。ヴァルターはヤーグベルテのセイレネス技術向上に協力してしまっていたがために、裏切り者として処断され、処刑されてしまうのだった。ヴェーラの心にはそのことが深く突き刺さっており、自分の無力さ、軍への疑念、政府への不信などが募っていく。その果てが、焼身自殺という行為だった。
レベッカはもちろん、カティとも親友である。士官学校襲撃事件の後、この三人は、(当時の)参謀部第六課統括、エディット・ルフェーブル大佐によって身元を引き受けられている。
当然ながらステージパフォーマンスにも秀でており、広報活動では巨額の金を動かしていた。また、「ナイト・フライト・イクシオン」を始めとしたヒット曲や、最後の歌となった「セルフィッシュ・スタンド」を持ち歌として持っている。いずれもヤーグベルテ国内だけで数億ダウンロードという記録を樹立している(※ヤーグベルテの人口は約10億)。
戦艦・セイレーンEM-AZの最強の火砲、雷霆は、彼女は一度しか使っていないが、ある意味ヴェーラの代名詞となっている。名実ともに最強の歌姫である。