02. アルマ・アントネスク

人物-セイレネス・ロンド

――他人のつらさを感じようと頑張ってみた所でね、自分のつらさが変わるわけじゃないんだよ。自分が誰それと比べて相対的につらいとか、つらくないとか。そんなの、何の意味もない考え方なんだ。だからね、今、自分がつらいと思うなら、つらいんだ。絶対につらいんだ。

マリオンが戦災孤児となった後にできた、最初の親友ともいうべき存在。
※つまりマリオンてば、士官学校に入るまでは友人の一人も作らなかったということでもある

ハキハキきっぱりした性格ではっちゃけているようにもみえるが、その内面は理知的で論理的。中盤でのレニーとの会話には某サイトでの連載時には大きな反響があった。また、趣味はリズムゲーム。超絶スキルでもってありとあらゆる音ゲー、リズムゲーを攻略してきた。

マリオンが感情に流されがちなところをうまくサポートする。またいわゆる天才少女であり、何事も一瞬で身につける。分析力や状況把握にも優れている。彼女が戦場で「セイレネス」を発動するのは終盤になってからだが、そこでもあっという間に習熟してしまう。

また、彼女の恋愛対象は女性であり、士官学校で再会してからは常にマリオンに迫っていくアグレッシブさをみせる。その恋路がどうなるかは、本編をどうぞ。ぜひともどうぞ。

なお、彼女はストロベリーブロンド、いわゆる「ピンク髪」の持ち主であり、士官学校入学後はそこに青と黒のメッシュを入れている。そのため、後の上官イザベラからは「三色頭」などと呼ばれている。

また、「歌姫セイレーン」としての実力も超一級で、マリオンとともに「次世代最強」と言われている。名目上は最高ランク「D級ディーヴァ」のひとつ下である「S級ソリスト」であるが――。

後に与えられる専用艦船は、小型化技術を始めとし、最新鋭技術を山ほど詰め込んだ「制海掃討駆逐艦バスター・デストロイヤーパトロクロス。青くカラーリングされた巨大な艦船である(駆逐艦とは……?)。セイレネスの力を載せられた際には、その火力は戦艦をも凌ぐらしい。

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