10. エリオット中佐

キャラクター紹介(絵なし) 人物-セイレネス・ロンド
キャラクター紹介

ヤーグベルテの国民どもは、その多くが政治に関心すら持たず、我が世の春を謳歌おうかしている。一部の人間に血を流させて、自分たちは呑気に戦場殺し合いのライヴ配信で盛り上がってる。

「鬼神」と渾名されるスーパーエースパイロット。

空の女帝エアリアル・エンプレスカティ・メラルティンの右腕。エウロス飛行隊のNo.2である歴戦の戦闘機乗り。20年以上もヤーグベルテの空を守っている。所属は四風飛行隊・エウロス飛行隊・ナルキッソス隊の隊長・中佐。(ジギタリス隊の隊長マクラレンとともに)万年中佐と揶揄されることも多いが、エウロスの隊長=大佐であるため、No.2以下は必然的に中佐となる。

金髪碧眼の優男(美中年)であり、泣かせてきた女は数しれず――という噂があるが、実際のところは不明。そもそもエウロスのパイロットがそういったスキャンダルでどうこうされるなんてことはありえないので、本人も関係者も特にもみ消そうとか釈明しようとかしてこなかっただけという説もある。

実力的にはカティがいなければ間違いなくエウロスのトップを張っていた人物。先代隊長「暗黒空域」カレヴィ・シベリウス大佐がカティを後継とし、軍や政府もそれを良しとしたために、現ポジションを維持することとなった。しかし、本人は昇進にはまるで無関心であるため、そこにしがらみのようなものはない。どころか、エリオットはカティの戦闘技術や人柄に心底惚れているため、カティの指揮下に入りその成長を支えることに喜びを覚えていさえする。良き兄貴分――とカティは思っているが、エリオット的にはやや不本意なようである。

我が道を行くタイプではあるが、その根底にはしっかりとした哲学があり、それが#04-02の長台詞につながっている。

乗機は他のエウロス隊員と同じ、最新型の量産機・F108P(パエトーンプラス)。

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