ヴェーラ専用戦艦「セイレーンEM-AZ」の姉妹艦(二番艦)にして、レベッカの専用戦艦である。セイレーンEM-AZの影に隠れて目立ちにくいが、性能的には全く互角である。詳しくはセイレーンEM-AZのページを。セイレーンEM-AZのページにも記載の通り、レベッカにとっては二隻目の戦艦である。エリニュス → ウラニア。その艦首に格納された必殺の兵器は「アダマスの鎌」。名前は違うが、セイレーンEM-AZの「雷霆」と同じである。
第一話に於いて発動する必殺兵器の前フリがこれ。男の子ってこういうのが好きなんでしょう?
『ウラニア、セイレネス再起動! 制御装置全解放用意。全戦闘メソッド解放! メソッド発動準備完了。全システム異常なし。いきます! 天使環展開、装甲翼、開け!』
変形するんですよね、ウラニアも。ぶわーっと光を放ちながら。この第一話の変形シーンが、第七章の……になってくるわけです。ええ、ネタバレ回避しました。えらいね。私。えらい。
「セイレネス・ロンド」では、レベッカがウラニアの配備前最終調整の作業に没頭して帰りが遅くなったその夜に、ヴェーラが焼身自殺を図っている。静心では第一話の時点でウラニアが配備されているため、このイベントは発生していない。どんな日にどんな状況でヴェーラが家と我が身を焼いたのかは、マリオンたちは知らないままである。
ヴェーラが退場してからイザベラが登壇するまでの間、ヤーグベルテの海を守り続けた偉大な戦艦である。おそらく、全登場艦艇中、最も酷使された艦だろう。