エディット
すっかり寒くなったわねー。
カティ
秋をすっ飛ばして冬。南国育ちのアタシには相変わらず酷なんだよね。
エディット
と言っても、南方にいたのって18歳くらいまでじゃなかった?
カティ
そうだけど、やっぱり若い頃の気候は大きいよ。
エディット
おばさんみたいなこと言わないの。カティは永遠のヒロインなのよ。
カティ
いやいや、ヒロインは他にいるでしょ。ヴェーラとかベッキーとか、マリオンだって。
エディット
その中でもやっぱりあなたがヒロインオブヒロインズでしょ。
カティ
実感ないよ。だってヒロインってのはかわいい子がなるもんだろ?
エディット
あなた読書家の割には傾向固くない? 昨今戦うヒロイン、強いヒロインなんてあたりまえよ?
カティ
いやー、そりゃわかってるけど、でもなんかこう、アタシの中の理想のヒロインって、なんとしても守ってあげたい存在なんだよね。
エディット
あー、それはわかる。ヴェーラとかまさにそれよね。
カティ
というかアタシ、イザベラ好きなんだよね。
エディット
ま、守ってあげたい?
カティ
うん。危なっかしくて見てられないところがさ。吹っ切りすぎてておっかないけど、それがまた儚いのさ。
エディット
それはまた独特な分析ね。
カティ
そう? イザベラいいと思うけどな。
エディット
まぁ、私とイザベラは直接の接点ないけどね。ふーん(意味深)
カティ
イザベラについて語っちゃうとネタバレ満載になるのがつらいところだよねー。
エディット
めっちゃ語りたいけどね。
カティ
ネタバレ満載論理空間とか、やっちゃう?
エディット
(需要あるのかしらねぇ?)