06. レベッカ・アーメリング(ベッキー)

人物-セイレネス・ロンド

――あなたには、守りたいものがありますか?

レベッカ(Rebecca)の愛称はベッキー(Becky)である。これはリアルでも同じ。レベッカとベッキーが同一人物だってわかるわけない――的なツッコミを受けたこともありますが、世界的には常識の範囲の知識ですよ(‘д’)

ともかくベッキーさんですが、実は彼女をベッキーと呼ぶのは本当に親しい人だけで、具体的にはヴェーラと、空の女帝エアリアル・エンプレスカティだけ。というより、人前に出たときのレベッカの毅然冷然たる雰囲気を前に、彼女をベッキーと呼べる胆力のある人間はそんなにいない。自分にも他人にも厳しい、ストイックで少々コミュ障傾向――というのがベッキーの性格。しかし、彼女自身は性善説を信じたがるような人であり、心根の優しい人物である。わかりにくいけど。

突っ走る傾向にあるヴェーラのブレーキ役として十数年を生きてきた。誰よりもヴェーラを理解し、誰よりも愛しているのが、このベッキーである。その愛の深さにはヴェーラももちろん気がついているが、そこには百合的な感情はない。もっと上位の、敬愛のようなものの比重が極めて高い。ヴェーラもレベッカもセイレネスの能力者としては最強であるので、お互いの意思疎通も常人のそれよりも遥かに深い。テレパシーのようなものすら使えてしまう。言葉を介さずとも意思疎通ができるが、ヴェーラがそれを嫌っているため、努めて会話をするように努力はしているようだ(ただしレベッカはコミュ障である)

歌姫セイレーンとしては、最高ランクのD級ディーヴァ。ヴェーラと共に国防の要である。というより、ヴェーラとレベッカによって、ようやくヤーグベルテは独立を保っていられるという状態にある。戦艦・ウラニアを駆り、あらゆる海域を渡り歩く。

そしてマリオンの上官である。

そしてものすごい下戸。酒は飲めるものの、コップ半分程度でへべれけに酔っ払う(そして脱ぐ→寝る)という弱点がある。なお、レベッカとは反対に、ヴェーラは超酒豪。ブランデーだろうがウィスキーだろうが「色のついた水」と豪語してはばからない(そして見た目に酔わない)

リアルから外したビジュアル化をすると↑になる。こっちのほうがお気に入りである……。

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