14. ジョンソン警護官

キャラクター紹介(絵なし) 人物-セイレネス・ロンド
キャラクター紹介

海兵隊所属の下士官。

実はこのジョンソン警護官と相棒のタガート警護官がいなければ、ヴェーラレベッカも、もしかしたらカティも生きておらず、セイレネス・ロンドは始まらなかったかもしれないという超重要バイプレイヤー。ジョンソン&タガートで常時二人ユニットを組んでいて、それも「静心にて、花の散るらむ」時点で15年目くらいになる。

ジョンソン&タガートがバディを組むようになったのは、2084年2月の士官学校(ヤーグベルテ統合首都校)襲撃事件の際に、当時の歌姫計画セイレネス・シーケンス責任者の一人だったアンドレアス・フェーン少佐から、ヴェーラとレベッカの護衛を任されて以来。それ以前から親交はあったようだが、この時の絶体絶命の危機にあって、友情は深まったようだ。また、その際の極めて勇敢な行動に助けられたヴェーラとレベッカからは、全幅の信頼を寄せられることとなった。ジョンソンもタガートも極めて優秀で勇敢な戦士なのである。

士官学校襲撃事件の際に二十歳少々だったと思われる二人だが、「静心」の時点では既にアラフォーの域に突入しており、そろそろ歌姫の警護官を引退して、教官なりについてはどうかという声も出ていたが、二人は揃ってNOと答えていた。軍としては強制的に配置転換することもできたのだが、そこには歌姫計画の統括部署である「参謀部第六課」の意向も強く働いていたようであり、同時に、等の警護対象である、ヴェーラ、レベッカからも強い希望があったと思われる。また、歌姫警護官という役職に付随する特別手当が、かなりの金額になるとのこと。下士官の中では、タガートと並んで間違いなく年収トップである。

ジョンソンはヴェーラ・グリエールの専属警護官であり、出撃時にはヴェーラの座乗艦である、戦艦・セイレーンEMイーエム-AZエイズィにも同乗していた。24時間365日、ヴェーラの護衛に(文字通りに)命を賭けている男なのである(※もちろん休暇や時間的に難しい場合は他の警護官が回ってくるが、本人は24H365Dの気概である)

「静心」終盤にて、警護対象がヴェーラからマリオンに変わる。士官学校の教官になるか、引き続き歌姫警護官を続けるかという選択肢を突きつけられてからの、(ほぼ)秒での選択である。もちろん、マリオン出撃時には、制海掃討駆逐艦バスター・デストロイヤー・アキレウスに同乗する。

なお、作者メモによると、ビジュアル的には「コマンドー」の頃のアーノルド・シュワルツェネッガー氏らしい。

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